第1話

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「うん、あれね。お父さんの宝物かな。押入れの中に隠していた宝物」 「へぇ。コーチの宝物?何でここにそんな物があるんだ?見ていい?」 「いいよ。きっと夏騎君泣いちゃうだろうけど」 「はぁ?」 そう言いながら手を伸ばしてそのクリアファイルを手に取った。 そして、パラパラとそれを捲り出した。
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