『最終章』

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その先輩は同じ中学の卒業生で 姉と小学生からの同級生。 先輩と言うよりは 近所の 悪ガキの兄ちゃんで 幼なじみな感じでもあり ぴっくの家庭内の事情も ある程度は知ってました。 逃げ込んだ先輩の両親は びっくりしていて… こう 教えられました。 「今は大阪に働きに出てて 福岡には住んでないとよ。」 …そうなんだ… パンツ一枚で先輩の家から 出ようとすると…… 先輩母 「あなた姉ちゃんの弟やないと? 顔がそっくりやけん判った(笑 お姉ちゃんは元気にしとうと? ウチにも時々、遊びにきたよね? ぴっく 「交通事故で死にました……」 先輩母 「え💦そうやったと💦 ごめんね。辛い事 聞いたね…」 そのままの格好で外に出す訳には いかないと 家の中に あげられました。 先輩のおばさんは すぐに先輩に連絡を 取ってくれていました。
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