第1話

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ハンバーガーは青春だ。 ハンバーガーは青春だ。 「文句言わずに動いて、中園。」 俺の謎の呪文を邪魔したのは、バイトで1番可愛いと有名な女の子。 名前は鈴木舞世さん。 今年で18歳とは思えない理想のプロポーションの持ち主。 「舞世先輩…ハンバ…」 「はいはい、早くして~」 無視された! ガーン……。 「落ち込む暇なんて無いから!」 「先輩がミニスカ履けば…」 「死ねえ!!!」 どっかーん… 「痛いですよぉ~もう!」 「うわ!復活した?」 俺は壁に引っかかった右腕を動かして外すと、ハンバーグの種をクッチャクチャし始めた。 「先輩見て下さ~い」 「何?忙しい…」 ててーん! 「ハート型!」 「綺麗な形だけど、お客さんに出すハンバーガーの種で遊ばないで!」 「ほら、ロナウジーニョ!」 「めっちゃリアル過ぎて怖いわ!」 「宇宙!」 「感動的過ぎて何コレ!?涙が止まらない!」 「次は…」 「遊ぶな!食べ物で遊ばないで!」 と言うわけで 結局怒られて、今日は真面目に仕事をしました。 おしまい 「仕事しろーーー!」
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