拒めない唇

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無事リハーサルを終え 明日の本番に備えての 打ち合わせと称した 食事会にスタッフ全員で向かう。 会場となった居酒屋でも 琉惺から離れない 佐伯女史の挑発的な瞳は ふくれっ面のままの サリーを映し出していて。 あれじゃサリーは 大好きな琉惺に近寄る事すら 出来そうもない。 ビールを飲みながら 開いた携帯に届いていた 和成さんからのメールを 見つめてため息をつく。
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