拒めない唇

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けれど佐伯女史の事もあるし 琉惺に聞きたい事もある。 悩んだ私はしぶしぶ琉惺を 自分の部屋に招き入れた。 と言っても予算節約のための 安っぽいビジネスホテル。 シングルの部屋はとても狭く 二人並んでベッドに 腰かけるしかない。 微妙に距離を作って 腰かけた私に 琉惺はクスッと小さく笑った。
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