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魔獣の大きさは個体差があり、大きなものは街一つ覆い尽くすほどのサイズがある。
また、魔術と思われるものを使用してくる個体も少なからず存在している。
そんな強大な力を持つ異装魔獣から人々を守るために存在するのが戦術士なのだ。
そして、戦術士を育成する機関として各国に存在するのが戦術士育成学校『ブレイズ学園』。
――正直ダサいと思うのは僕だけじゃないはず・・・。
位置的に言えば高校と同じ扱いとなる。
そしてブレイズ学園を卒業した生徒たちが進むのは、一つ目にギルドと呼ばれるフリーの戦術士が集まる組織。二つ目に戦術師団と呼ばれる国の組織。
このどちらかに進むことが義務となっている。
とまぁ、あまりわかりやすくない説明が続いてもつまらないから、とりあえずこのくらいにしておこう。
閑話休題。
まだ自己紹介していないけど、僕は15歳の誕生日にある事件で大怪我を負ってしまい、二年間を治療に費やした。
そのせいでブレイズ学園に入学が遅れてしまったのだけど、諸事情により1年生からなのを編入という形で2年生から入ることになったんだ。
そんなちょっと事情持ちな僕の物語。
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