真昼の決闘!……広場の決闘!でも可!

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驚いて固まったままの奴の腹に、 ズドンっ!と、ボディーブローをかます。 グェッ…なんて言葉を吐きながら、そのまま崩れ落ちリバースしている。 プラプラっと、手を振り周りを見回すと、 ウワァァァァー!やったぞー! 俺陣営から、勝利の雄叫びが上がった。思わず拳を突き上げた! 更に雄叫びは、野太く大きくなっていく。 「それまでにしてくれないか。」 相手側から、終了の声がかかる。 「そいつ等はこっちで引き取る。」 上から目線にイラッときて、 「おぅ、謝りもなしかよ。 俺達は、そいつ等に絡まれて、ケリ付けるために此処に来てんだよ。 そいつ等からの謝りも無しに、これで終われって言われても、腹が収まんねえんだよ。」 そうだー!そうだー!っと、あの場にいたハンター達から声が上がる。 チッと舌打ちをして、仲間を抱えて去ろうとしていたギルドハンター達が、俺に目線を向ける。 「どえらいギルドなんだろう? 負けた後の態度はキチンとした方が良いんじゃねえの?」 「舐めるなよ、若造。」
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