プロポーズ大作戦

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そのあと現れたギルド員に、無事男たちを引き渡し、帰ることになった。 「アマンダ、大変だったなぁ。でも、お手柄だったぞ。子供たちの親御さんたちが、すごく喜んでたぞ。 ギルドに帰れば治療魔法師が居るから、急ごう。」 さぁ、とばかりに、手を差し出してくるギルド員。ちょっと鼻息が荒く顔が赤い。 その手をやんわり断って、 「うん、ありがとう。だけど、その人たちを連れて行くのを、優先して欲しいから。 私は、ユーリカさんが送ってくれるし。大丈夫だよ。」 びっくりしたように、振り向くユーリカ。鼻にはティッシュが詰められている。 驚いて詰め寄るギルド員。 「そ、そんな…。俺より、あんな…ゴリラみたいな男がいいのか?」 「失礼だよ。ユーリカさんは優しいもん!それに強いし、安心出来るもん!」 近くにいるユーリカの腕を、ギュッと掴む。 しぶしぶギルド員は、帰って行った。 「ごめんなさい。迷惑でした?」 ショボンとして、アマンダがユーリカに聞いてくる。
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