抱かれたい、もう一度

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男は自分の脱いだ服の上に女を横たえると、その肉付きの良い両足を左右に開き、おもむろにその部分に顔を近付けた。 女「イヤ~‼😭😭😭」 男「なんで?😓」 女「この暑い中、もう何日もシャワー浴びてないんだよ?😭😭😭 それにこの状況で舐めるか?😱😱😱」 男「あっ、そうか💦 メンゴメンゴ😅 じゃあ俺のを舐めて😁😁😁」 女「イヤ~‼😭😭😭」 男「なんでよ⁉😡」 女「だからぁ、この状況で何で舐める訳⁉😭😭😭 クサいに決まってるし‼😱😱😱」 男「お前、失礼だろ⁉💢💢💢 自分から誘っといて‼😠😠😠 お前なんか好きになるんじゃなかったよ‼💢💢💢」 女「そりゃこっちのセリフだわ‼ このホーケー野郎‼💢💢💢」 男「あっ💦一番気にしてる事を💦💦💦 このバカ女っ‼💢💢💢」 女「神様~‼ 私だけでも助けて下さ~い‼😭😭😭」 捜索隊が二人を発見したのは遭難から五日目の事であった。 洞窟の端と端。 互いに背を向けた状態で事切れていた。 服は破れ、互いの顔には無数の引っ掻き傷や殴られた痕跡が生々しく残っている。 男の手には空になったペットボトル。 僅かな水を奪い合ったであろう事は明らかであった。 洞穴の奥まで射し込んだ陽の光に照らされた二人の死に顔は、幾度となくこのような現場に立ち会って来た捜索隊の面々をもたじろがせる程、憎悪に満ち満ちたものであったという。 おしまい .
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