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――バンッ
扉のある方を見ると
「ハァハァッ、ケン大丈夫っ!?」
「ミ…ナ、ミ……ナ!」
「よしよし、大丈夫だよ。
俺が居るから」
泣きじゃくる俺を、ミナが優しく抱き締めてくれる
「誰だ!お前っ!?」
転校生がミナをみる
「おい、平凡。お前は、確か書記の彼氏だったか」
「なんだとっ!?健斗浮気してたのかっ!?」
浮気?
ミナがいるからそんなことしないし、なんで転校生にそんなこといわれないといけないの?
「どういうこと」
ミナが転校生に聞く
「健斗は俺と付き合ってるんだぞっ!?」
なにいってるの?
「おれ…が…つき…あってる…のは、…ミナだ…け」
どうしよう
ミナ怒ってる?
「健斗をはなせっ!?」
あっ
「ミナッ、あ…ぶなっ!」
―バキッ
「――っ!?」
痛い
痛いけど、ミナ大丈夫かな?
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