サモナー戦争1

日常の終わり

朝ご飯も食べ終わったところで時刻は6時半、俺の家は学校まではそこそこ遠いのでそろそろ家を出た方がよさそうだ。

「さてと…そろそろ行きますかね」

大して重くない鞄をだるそうに持ち上げて俺は家を出た。

ピロン♪

という音が聞こえてきた。
どうやら携帯にメールが入ったようだ。

「こんな朝早くから誰だ…？」

俺は携帯サイトなど一切利用していないので必然的に届くのは知人からのメールか迷惑メールくらいだ。
携帯を持ち上げ操作していくと、どうやら後者の方のメールだったようだ。

見覚えのないアドレスから届いたメールには

【数分後、貴方は死にます】

そんな内容が書かれていた。

「今時こんなの送るやついんのかよ…ばかみてー…」

顔をしかめてメールを削除する
。