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「おはよう。ねぇ、あの目覚まし
時計どうにかならないの?」
ほら、マイマザーにも言われた。
「おはよう。後で新しいの
買いに行くよ。」
って言うのはこれで何回目
だろうか……まぁ、いいか。
俺はいつもの椅子に座った。
「よくないわ。今日で9回目よ。
二桁いったら、時計とあんたの
電池抜いとくから。」
そう言って母さんは俺の朝食で
あろうトーストをキッチンから投げつけてきた。
うん、とりあえず心の内を読まれたことに
驚いたが、それより俺は
電池で動いていたのか……
あとトーストは
投げちゃダメ、絶対。
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