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「では、ごゆっくりお休みください。ご夕飯の際は、またお呼びいたします」
そう言って案内された客室は、
「スゲエwwww」
俺の部屋よりデカかった。隅っこにキングサイズのベッドが置いてあり、反対側の隅に化粧台と鏡が。
「ふう~……とりあえず落ち着こうか俺」
幸い、まだ疲れてないな。
「よし、練習しよう!」
まずは~、空間魔法と時魔法で時間を止めた空間を作って~っと。
言い忘れてた。何か、フィリアスのくれた能力には不老不死っもあったっぽいよ?だから、何年経ってもだいじょ~ぶっ☆
いかん、また暴走しかけた。
「とにかく、特訓だこらあ!」
特訓はだるいが、強くなるためだ。
―――――
「ふい~……もう充分かな?」
精神と〇の部屋で約10年程過ごした。外の空間では10分くらいかな?
「ていうか、フィリアスホントに色んな能力くれたんだなぁ」
では、説明しますか。
とりあえず、この世界の魔法について。テンプレなこの世界にも、魔法はランク分けされていて、
初級<中級<上級<最上級<神級<古代級<終焉級
となってる。
唯、前にも言ったけど、この世界では魔法は基本何でも出来るから、このランク分けは『必要な魔力』らしい。それでも、型に則った魔法は便利だから魔道書なんかも作られてる。
あ、禁忌魔法もあるらしいけど、これは代償が必要らしい。
そして、今度は俺の能力を。
まずは【具象化】と【具現化】
【具現化】はアレだ、よくあるラノベの『創造』ってヤツと同じだ。
【具象化】これは、俺が思った現象が起こるという珍しい能力。
例えば、俺が『空から女の子が降ってきたりしないかな~』という思いを【具象化】したら、本当に空から女の子が降って来るという能力。
……うん、分かりやすくチートだな。
で、次は【付与】【固定】【乖離】かな。
簡単に言おう。対象に、何らかの力(視力でも魔力でも何でも可)を【付与】するもしくは【乖離】させる。
【固定】はその通り、地面に足を【固定】させたり、空気の配置を【固定】させたり出来る。
分かりましたか?では、皆で言ってみましょう。せーの!
「何そのチート」?
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