俺の睡眠を邪魔するのは、自称神様とかいうお姉さん

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「それにしても……死んじゃったのかあ、俺」 「はい……本当にゴメンなさい。私のせいで…」 「そういえば、お姉さん誰ですか?さっきからいますけど」 「今頃ですか?!いや確かに私もあまりの事態で忘れてましたけど!」 ああ、俺が寝たりねww 「コホン……では改めまして。私の名前はフィリアス。神様です」 「…………」 俺は優しい目でお姉さん、フィリアスさんの肩に手を置いた。 「うん、そうだね……きっと来世では良い事あるよ」 「……あれ?何か凄い勘違いされてます?」 「大丈夫ですよ。厨二病だった時は、俺も自分が神様だとか勘違いしちゃう事もありましたから」 「やっぱり勘違いされてる!あの、私は厨二病なんかじゃなくて、ホントに……」 「うん、そうですね。まずは外に出て辛い現実を見てきましょうか」 「いや、だから……ええい、もう!」 いきなり、フィリアスさんの手から光る何かが飛んできたと思ったら、俺は吹き飛ばされていた。 「はっ…?」 状況が飲み込めないまま、俺は背中から思い切り地面に叩きつけ……られることはなく、空中で一回転し、脚から着地した。
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