第1話

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「なぁ心理定規、コンビニやろうぜ。」 「・・・」 「なぁ、コンビニ・・」 「聞こえてるわよ。いきなり何を言い出すのかと思って・・」 「なんていうか、めんどくさくなったんだよ。『直接交渉権』を手に入れるために『ピンセット』奪ったけど、なんか無駄骨っぽいし、結局は一方通行の奴と戦わなきゃいけなくなっちまったし・・・」 「戦えばいいじゃない」 「常識的に考えてみろ心理定規(メジャーハート)。第二位が第一位に勝てると思うか?」 「『俺の『未元物質(ダークマター)』に常識は通用しねぇ』とかいってる人とは思えない発言ね」 「それとこれとは話が別だ。とにかくコンビニやろうぜ。いや、やる。これ決定事項だから。」 「なんでコンビニなのよ?」 「俺の能力を思い出せ心理定規(メジャーハート)」 「『未元物質(ダークマター)』でしょ?あっ、まさか・・・」 「そう、俺の能力はこの世にない物質を作り出すこと。それを応用して俺の店オリジナルの商品を作り出す。名付けて『ていとくんオリジナル』だ!!」 「・・・・・・」 「凄すぎて何も言えないのか?」
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