第1話

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「呆れて何も言えないだけよ・・・。それで、具体的な商品は何か考えているのかしら?」 「ばーか。それをこれから二人で考えていくんだろ?」 「やっぱり・・・。ところで、なんか手伝うみたいになってるけど私はやらないわよ。」 「えっ」 「えっ」 「冗談だろ?」 心理定規「冗談じゃないわよ。そもそも、『スクール』はどうするのよ?」 「そんなもの放置に決まってるだろ。そんなことよりやらないってなんでだよ!!」 「なんでって、面倒臭いからよ。」 「ちゃんと給料も払うからさ、一緒にやってくれよ!!」 「別にお金の問題じゃないわよ。お金なんていつでも稼げるもの。人手が欲しいならバイトでも雇いなさいよ。」 「お前じゃなきゃ嫌なんだよ!!とにかく、一緒にやってくれ!!頼む!!」 「(ドキッ)しょ、しょうがないわねやってあげるわよ。」 「ホントか!?ありがとう」ガシッ 「ちょ、ちょっといきなりなにするのよ!?」 「あぁ、悪い。嬉しくてついな。いや~よかった。これで仕入れの交渉も楽にいけるだろ。」 「えっ、どう いう意味?」
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