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~紗季side~
ユキと別れてから数日が経った。
でもまだユキを目で追ってしまう自分が居る。
自分から手放した癖に情けない…
ふと思い出した
別の高校だけど同中だった海奈との会話
海奈『えぇ~!!紗季、あんなイケメンな彼氏と別れちゃった訳?』
紗季『応援してくれてたのに、ごめん…』
海奈『でもさ…紗季は充分頑張ったと思うよ?』
紗季『本当はね…まだユキが好きなの…大好きなの』
海奈『そっか、そうだよね』
紗季『ユキと別れたくなかった…』
海奈『紗季、本当に大好きだったもんね』
紗季『ユキはもう絶対紗季なんか嫌いだよね…。』
心はボロボロになって全て嫌になった。
そんな時は何故か自然と海奈が居てくれた
黙って話を聞いてくれる海奈が居たから救われてた。
こないだの席替えで窓側の席になった
雲1つない澄んだ空が綺麗で何故か悲しくなって涙がこぼれた
また女子に馬鹿にされたのは言うまでもない
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