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侑吾目線
「侑吾ぉ、なんとかしてくれ…っ」
光は、漏れそうなのか、目に薄ら涙を浮かべ俺に言った。
上目遣いが俺をそそる。
「…っ、このヘタレが!」
と照れ隠しのように言うと、
「うぅ、だって…」
って。
…ああ、可愛いなあ。
もう…喰べてしまいたい。
今まで散々、コイツは男だから、と思って我慢してきたが、そろそろ限界だ。
俺は、
「ったく、しゃーねーなあ。俺が開けてやるよ。」
と短く言うと、光のチャックに手をかけた。
そしてズボンの上からソレを軽く弄る。
「ありがとう、侑吾…っ?!ぁ、ふ、ま、ちょ…っ!漏れ…っ、?!」
…ふふっ、かっわいい。
でもまあ本当に漏らすと厄介なので、とりあえずこの辺にしておいて。
俺は光のチャックを開けてやった。
「…ん。」
と言うと、光は先ほどのことは無かったかのように、いつも通りの笑みで
「ありがと、侑吾。」
と言った。
…だが俺にはわかる。ずっと光を見てきたから。
光の頬が…いつもより赤いなって。
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