第1話

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侑吾目線 「侑吾ぉ、なんとかしてくれ…っ」 光は、漏れそうなのか、目に薄ら涙を浮かべ俺に言った。 上目遣いが俺をそそる。 「…っ、このヘタレが!」 と照れ隠しのように言うと、 「うぅ、だって…」 って。 …ああ、可愛いなあ。 もう…喰べてしまいたい。 今まで散々、コイツは男だから、と思って我慢してきたが、そろそろ限界だ。 俺は、 「ったく、しゃーねーなあ。俺が開けてやるよ。」 と短く言うと、光のチャックに手をかけた。 そしてズボンの上からソレを軽く弄る。 「ありがとう、侑吾…っ?!ぁ、ふ、ま、ちょ…っ!漏れ…っ、?!」 …ふふっ、かっわいい。 でもまあ本当に漏らすと厄介なので、とりあえずこの辺にしておいて。 俺は光のチャックを開けてやった。 「…ん。」 と言うと、光は先ほどのことは無かったかのように、いつも通りの笑みで 「ありがと、侑吾。」 と言った。 …だが俺にはわかる。ずっと光を見てきたから。 光の頬が…いつもより赤いなって。
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