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光目線
「…は、何、言って…っ、?」
俺の口から出たのは、そんな弱々しい言葉だった。
なんというか、もう声にならない。
…咥える?
侑吾が?俺のアレを…?
いやいやいやいや、考えすぎか?
それともよくできた冗談か?
…冗談にしてはやりすぎだろう。
それに侑吾の目には力があり、とても冗談とは思えない。
…っ、ダメだ、ダメだ!!
こんなこと思っちゃダメだって…わかってるのに…っ
なんで。
なんで、少し嬉しいの。
俺は、開けてはいけない扉を、超えてはならない境界線を、超えてしまっていた。
今まで心を嘘で固めて、気付かないフリをしてた。
____俺は、侑吾のことが、
((((好き、なんだ…))))
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