第2話

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「...なあ、ノアール?此処は中等科の敷地内だよな?」 「うん。」 「そして、あれは...人だよな?多分?」 「人だね。本物の。」 門を入って10分位歩いたら、不思議な光景に出くわし、2人は足を止めた。 「...モコモコの羊に埋もれてるが、助けた方が良いのか?それとも、無視して食堂に向かうか?」 「ん?...お腹空いた。」 「そうか。...何食べたい?」 5~6匹の羊に埋もれている人間が1人。本来ならば助けるのだろうが...お腹が空いているからか無視しようとしている。 「ちょっと待ったー!助けて!!お願いーーー!!!」 *
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