1人が本棚に入れています
本棚に追加
俺の名前は、黒城 如月(くろき きさらぎ)今日から咲時(さきとき)学園高校の2年に転入することになった。
「よし!」
部屋の鏡の前にたって新しい制服姿を見た
真っ白のワイシャツに黒の太ももくらいまである長めのブレザー、2つの間にある赤いネクタイ
ブレザーと同じ色のズボン。見た目的にガチガチに固めてあって動きづらそうな感じだけど、これがまた動きやすいのなんの
ふと部屋の掛け時計を見ると7時半を過ぎていた
足元に置いてある学校指定の鞄を持って家を出た。親はどちらも朝の5時には家を出ていくから朝の戸締りはとても大切だ
制服と同じ色の自転車にまたがりペダルを走らせた。学校までは自転車で20分くらいで着くからそこまで急ぐ必要もない。の~んびりと自転車を走らせた
ー〇●〇ー
「今日はこのクラスに転校生が来たぞ。さぁ入ってきなさい」
先生の言葉に促されそのまま教室のドアを開けた。先生の隣に立って、黒板に名前を書いて新しいクラスメイトの方を見た
「黒城 如月です。新しい学校でまだ慣れない事も多いけどよろしくお願いします。」
軽く頭を下げた。クラスの3分の1は俺の話を聞いていなかった。少し不安だなぁ
少しため息混じりでクラスメイトの表情を見た。絡みやすそうな人を見つけないとやってけないな
そこで、1人の少女と目が合った
最初のコメントを投稿しよう!