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俺たち以外はみんな下校していた。ここにいるのは俺ら2人。今日は職員会議とかで部活も全て休みでみんなゲーセンやらカラオケやらに行くと言う話を聞いた。
「さて、この私!桃華ちゃんが黒城くんに学校を案内してあげます!」
おぉ!それはありがたい。正直この学校は、2年の教室と職員室の場所くらいしかわからない。誰かしらにお願いしたかった所だしお言葉に甘えさせてもらおうかな。
「ありがとう弥生さ「まてまてぇ!弥生さんは駄目ね。せめて呼び捨てにしてくれない?他人行儀過ぎてさん付けは頂けないな」
……おぉう。そうですか
少しでも早く俺に学校になれてもらうために色々と助かる人だな。将来こんな感じの人になりたい。
「それじゃあ、よろしく弥生!」
ー〇●〇ー
「ここが食堂だよ、ここのオムライスはとっても美味しいから1回は食べてみてね」
実にわかり易く教えてくれる。移動教室の場所や保健室の場所、体育館、プール、自動販売機。他にも部活や学校行事などとても助かる
「う~ん……あとはぁ屋上かな?」
ほぅ……この学校は屋上が開いているのか俺が前にいた学校では、屋上は開いてなかったな
「それじゃあレッツゴー!」
弥生と一緒に屋上に向かった。
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