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何も知らなかったあの頃に
戻ることなどできないから
ただ、進むしかない
たとえ
一縷の望みでも
明日へとつながっているのだとしたら
生きていく意味になるのだろうか
そして
いつか応えはあるのだろうか
恐れるものから
逃げることも恐れて
漂うばかり
そうさせたのは
私の我侭
理不尽な仕打ちに
牙を向いてもおかしくはない
それでも、離れることなどできない
私が恐れているのは
そんなことではないのだから
今は
側に居ることを
許してほしい
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