【おかしな大名・牧村利貞】

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  「また、泣いていたの」 「……。」 「……如何して、か…」 「……。」 「難しいね、」 「……。」 「俺は、常に其れが最善だと思って見ているけれど…」 「……。」 「君も由緒ある家の人だから」 「……。」 「当たり前でしょ、だって」 「……。」 「立ち止まるには早過ぎるもの」 「……。」 「さぁ、往こう」 「……。」 「約束だから」 「……。」  
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