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食事の後は休憩を挟み組うちとなる。継母達はペアとなり模擬戦を通じて己を高めていく。
しかし相手のいないシンデレラはそれを見ている事しか出来ない。
「お姉さま、たまには私にも………」
「シンデレラ、醜く太った貴女に格闘は出来なくてよ。せめてその脂肪を落としてから言いなさい。」
蔑んだ目でシンデレラを見る継母と義姉。シンデレラは泣きながら森の中を走り自主トレを行うのであった。
そんな日が続き、いよいよ今日はお城での武闘会。継母と義姉は自慢の肉体を戦闘着(ドレス)に身を包み、意気揚々と家を出る。
「大人しく留守番してるのよ、シンデレラ。」
4人は本番前のウォーミングアップとばかりにお城までの道のりを走っていく。
残されたシンデレラはただ ただ泣くばかり。
武闘会には出たいけれども着ていく戦闘着がない。
例えあったとしても、こんな脂肪だらけの身では他のお嬢様方の標的にされ沈むのが落ちである。
そんな絶望の淵に立つシンデレラに神も憐れと思ったのか、救いの手が差しのべられた。
「お嬢さん、お城の武闘会に出たいのかね?」
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