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小「あのさ…」
百「なんでしょう」
小「なんでここにいんの!?」
百「なんでといわれましても…」
小「私憑りつくなっていったよね!?」
百「だから憑りついてはいません。居候しているだけでございます」
小「えぇ…、ここまで開き直れる人初めてみた…
あ、人じゃないのか」
百「私はれっきとした妖怪です」
小「妖怪ならそっちの世界に戻りなさい!!」
百「…私に、帰るところはありません」
小「え…?」
百「私は捨てられたのです…あの大妖怪によって…」
小「そう…なんだ…
なんかゴメン」
百「謝ることはありませんよ
あなたに会うことができたので結果オーライです」
小「えへへ…照れるな…」
百「では憑りつi」
小「だ~め!
居候ならいいけど…」
百「日本人はガードが固い…」
小「そういえば、あなたの名前は?」
百「私は『百目妖怪』の百目鬼です」
小「私は」
百「出雲小百合ですよね」
小「そうそう!!記憶力いい…」
百「今さっき言ったことですよ?」
小「気にしない♪」
百「ともかく、これからよろしくお願いします…主」
小「主!?…よろしく!!」
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