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「ん…」
おはよう。
ガサッとシーツがこすれる音とともにゆっくりとベットに横たわる人影がこちらに身体を向け、
瞳は閉じたままそっと唇を動かした。
俺は、
優しく頬に手をあてると、
その女性はすっと笑みを浮かべた。
「ゆうや…おはよ。
わたし結構寝ちゃってた?」
いや、
大丈夫。
かなの寝顔見てたから。
俺は、
意地悪っぽく笑みを浮かべ、
かなと呼ばれる女性の頬にそっと口づけを交わした。
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