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「あなたに……興味がある」
女の唇と俺の唇間隔は僅か一センチほど。
女はその状態で喋り続けた。
「あなた……片瀬敬一郎の息子でしょ?その上女優の有坂美冬の息子でもある。DVDを見たわ。あなた『極道を愛した女』に出ていたでしょ?その背中の刺青に見覚えがあったの。確か……清純女優を無理やり犯す役だったわよね」
椅子を蹴飛ばした。
そして、女の腕を引き寄せ、一度胸に閉じ込めてから、女をそのまま机の上に組み敷いた。
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