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立派な体格をした山のように巨大な男。それこそお話で出てきそうな、荒いボロボロの服を身に纏い、巨大な斧を背負っている。
「ガハハハハ!良く見つけた!絶対に逃がすなよ!今日は豪勢に遊べるぞ!」
低く野太い声で笑いながら、俺を見てくる。
さらに後ろから三人、最初に現れた奴と同じ様な格好をした奴らが、ぞろぞろと山男の後ろから現れた。手には何かしらの凶器を全員、携えている。
中には拳銃らしき物を所持している奴もいる。
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万 銀太郎
LEVEL 74
高橋 翔太
LEVEL 32
宮坂 亮介
LEVEL 21
橋本 龍太
LEVEL 42
加藤 圭一
LEVEL 20
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次々に頭に流れ込んでくる情報。まるでそれぞれの身体の上に表示されているかのように、これもはっきりイメージできる。
こいつら、一人一人の情報だよな?
これはいわゆる、コンピューターキャラってやつか?
それにしても……あまりゲームをやらない俺ですら、この情報を見て一目で把握出来る事がある。
レベルが……。
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