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ミサイルは、予行演習みたいなものだったのか！
激しい地響きと共に、目の前の砂は大きく沈み、直後、沈んだ砂は空へ跳ね上がる！
見上げた瞬間に降ってきた巨大な物体。
鬼は空から俺達の前に、堂々と現れた！
その巨体は、太陽の光を遮り、俺達を影で包む。
血のように 全身が真っ赤な体。腰にトラ柄の布を巻き、手には大きなトゲがついた金棒が持たれている。人間の何倍も太い腕に割れた腹筋は、刀如きじゃ通用しそうにない。
表情は怒りを露わにし、まさに鬼のように険しく。頭から生えた金色に輝く角は、鬼である証だった。
見た目は想像していた通りだが、２ｍなんて甘いもんじゃなかった。
良く考えれば、絵本の鬼は桃太郎の背丈より明らかに大きかった気がする。
こいつは、多分５ｍはあるぞ……。
目線の高さは、鬼のちょうど太ももに位置する。
どうやって、戦えば良いんだ……。
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クエストボス
鬼が現れた！
鬼の金棒に気をつけろ！
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