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俺達が村に辿り着く頃には、雑魚2号は一番デカい家の扉をノックしていた。
「すみませーん!」
元気な雑魚2号の後ろでは、インテリメガネの3号が控える。
俺と雑魚1号はしばらくその様子を見守った。
「盾、邪魔なんだけど」
「す、すみません」
雑魚1号は、さらに大人しくなる。こいつ ゲーム始めてから、びびりっぱなしだな。
用心深く、雑魚1号は常に周りをキョロキョロしている。
「なんじゃ お前ら」
ちょうどその時、1号から視線を戻すと、扉が開いていた。
中には、白髪に長い白髭を生やし 腰が曲がったじいさんが立っている。
俺は2号と3号を退かして、前に出た。
「この村を荒らしている者を倒しに来た」
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