潜入

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「一つ言い忘れてました!新機能追加です!」 おじさんは突然、奇声を上げるように声を出す。 「戦闘に不便なので、マスクが破けても一度きりなら再生できますから。万が一の時に武器を使っての戦い、一度だけマスクを作り直せるので安心です。 はあー!安心した!」 おじさんの言葉は、俺の心に希望の光を灯した。 これは大きい。俺は戦いたくないが、万が一の時に信長さんが何とかしてくれそうだ。 あれ?ちょっと待てよ。 戦う状況って、どんな状況だ? そんな状況マスクをつけている限り、無いよね? 「なるほど。じゃあ向こうで探査中に怪しまれても、一度限りなら戦えるんですね」 如何にも意地悪そうな顔に変形した仁が賢そうに言う。 「最もこいつらが持ってきた武器なら好きに使えるからよ」 信長さんは仁の言葉に付け足しをした。 不安はどんどん増していく。 最終確認をした後、俺達は遂に出発することになった。
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