三国志

「んー。とりあえず重要な情報は得てはないと思うよ」

新撰組との戦闘を行った三国志の一人、曹操が神に向けて言った。

どうやってそんな能力を作り出したのか知らないが、自分の体をあらゆる動物に変形させることが可能で、また基礎能力が高いからか、爆発的な力や凄まじいスピードを誇っている。

三国志の中ではオールマイティーだが、他にどんな能力を持っているかは不明。

癖なのか知らないが、常に体の一部の尻尾と耳、頭髪を変形させている。今は兎の耳から猫の耳へ、今度は狐の耳から犬の耳に変わった。同時に尻尾と頭髪も変形する。

秋葉原に行った時にメイドを見て能力の知恵が生まれた話は、メビウスの輪の中ではあまりにも有名な話だ。

化物と呼ばれることを極度に嫌う。

ドンッ！

大きな音を立て、曹操は机の上に焼けた生首をそのまま置く。

それを見て、孫権が口を開いた。

「プレイヤー名。織田信長。新撰組の三番隊組長。クエストでは一番隊の沖田総司と組むことが多い。また九番隊のセス・リンダも彼と仲が良いはずです」