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はるかは陸上部で昔から足が速かったこともあるが、ゲームの中では俺達も知らない未知の力を持っている。
どれくらいかは未だにわからないが、足だけではなくレベルも相当高いはずだ。
みんなが薄々、はるかには何かを感じている。
「わ、私がやる!」
珍しくはるかは自ら役を買ってでた。あまりに凛とした表情に吸い込まれそうになる。
優君は頷いてから優しく答えた。
「わかった。はるかさんにはAをやってもらおう。
じゃあ次にBとC。これは遠距離攻撃を放てる人がベストだ。巨大網で身動きを取れなくなったとしてもドラゴンに近づくのは危ない。だから遠くから攻撃をして弱らせる」
話ながら優君は地図の左右にBとCを記入した。
遠距離攻撃は光刀を変形させれば俺も使える。あとは美沙のフードガンかな。
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