制限時間500秒

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『ああ。この距離なら丁度良い。いや、敵との距離、20m地点がベストだな。 作戦は至って簡単だ。敵の足下に向かって私を投げる。手前の地面に突き刺さる感じでな。私が敵の気を引けば、その間に君は巨大網を放てるはずだ』 (残り時間 343秒) 『こうしている間にも距離は狭まった。どうする。決めろ』 光刀を投げたら、俺は丸腰になるじゃないか! 『大丈夫だ。落ち着け。投げつけた後、私を拾いにくれば良い。ドラゴンは拘束されるはずだ』 本当に一か八かだな。 『確実に当てるためだ。ドラゴンは私が必ず怯ませる』 わかった!すぐに拾いに行くからな。 俺は再び光刀を引き抜いた。距離は今の感じだと20mほどだ。 今しかない。 自然と緊張感が吹き飛んだ。目の前の事に、意識が集中する。 数秒前まではなかった、予定外の作戦。 『力を少しもらうぞ!』 俺は槍投げのように構え、敵の足下を狙い、光刀を投げ放った! (残り時間 339秒)
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