952人が本棚に入れています
本棚に追加
(残り時間 304秒)
放たれた光の球は一直線に突き進み、ドラゴンの胴に直撃する!
すると、泡が弾けるように光は消え去った。
優君の言った通り、全く効いてないように見える。
パンッ!
銃声に反応し見てみると、ドラゴンを挟み、反対側からは美沙がフードガンで攻撃を仕掛けていた。
(残り時間 301秒)
「オオォオオオ!」
網に捕らわれたドラゴンは雄叫びを上げ、必死に暴れ始めた。
(残り時間 299秒)
そろそろ仁が来るかもしれない。
はるかがいない事により、焦る心。
何かあったのか?
ゲームの中では一番頼りになるけど、ああ見えて、ドジな部分がある。
もしかして、みんなに負担をかけないように一人で何とかしようとして、失敗して怪我でもしたのかもしれない。
思い浮かぶのは、昨日の動物園での はるかの笑顔。
『集中しろ!』
俺はドラゴンに向けて、光の球を発射し続けた。
(残り時間 297秒)
最初のコメントを投稿しよう!