明日から戦争

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現在、俺達はチーム登録をするために副長の土方さんの部屋を目指している。 そう言えば、正式に入隊したら、土方さんのことを土方副長と呼ばなければいけないんだろうか? 今更、呼びずらい感じがするのは否めない。 それに新撰組のトップ、局長の近藤さんと、総長の天草さんにはまだ会ったことがないんだよな。 チーム登録を終えた後は、時間的に新撰組のメンバー全員が集合して行われてる集会みたいなのがあるらしい。 きっと、その時に見られるだろう。 そして、集会が始まる頃には決まっている。 優君から伝えられたことだが、チーム登録を行う際に自分達が所属する隊が決まるらしい。 勿論、三人がバラバラになってしまう可能性もある。 そのせいか、俺達三人は戦争とは別の意味で緊張していた。 「はるかに会いに行ったか?」 エレベーターに乗り込むと、仁が俺に顔を向けて言う。 「ああ。時間見つけて、昨日、行ってきた」 俺の返答に仁は、そっかと呟いた。 仁が言っているのは、お墓参りのことで、会いに行ったのかという言葉は何となく切ない気持ちになった。 エレベーターは副長室の階に辿り着く。
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