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屯所の裏の荒野は、ポセイドンの光線もなく、ここなら邪魔もなく、広い戦いを行えます。
私は大きく距離をとり、戦闘に備えました。
神と戦えないのは、この状況なら、もう仕方ないですね。
一体、どこへ身を隠したのか。
もしや、神層のさらに奥があったりするんですかね?
それも今となっては、わからないこと。
もう一度、瞬間移動で神層に戻ろうにも、結界があって無理ですから。
とにもかくにも、メビウスの輪のアイディンティと予想できる、孫権さんを移動させられたことは非常に大きい。
そんな孫権さんは、全身を小刻みに震わせ、怒り爆発寸前なのが窺えます。
「てめえぇえぇええええぇえぇえええええ!ふざけんなよおおぉおお!殺すぞおぉ゛おおぉお!」
ああ。怖い。まるで別人じゃないですか。
「ふふふ。戦う相手は、それぐらい狂暴なのが理想的です」
さて、始めましょうか。
三国志狩りを。
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