勝者と敗者

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局長が神を狙っているならば、半ば仕方ないと諦めがつくものです。 新撰組最強は私ですけど、局長の方が偉いし、レベルが高いですから。 「よし。勝つにはこれしかないな」 戦場を見つめていた局長が、初めて私の方を見てきた。 「今から俺が言う指示通りに行動してくれ」 黙って頷く。 局長からの話。それは崩れた現状を立て直すための指示でした。 卑弥呼さんと牛若丸の隊を、副長とミラの元へ向かわせる。 今、三国志に襲われててピンチらしいです。 だから私も副長達の場所へ。 次に副長を戦争の最前線へ。 その際に、家康の道を通らせて合流させる。 これで配置は完璧だと仰っています。この方は。 「すぐに行動してくれ」 そのあと、私は牛若丸の側まで瞬間移動で飛び指示を出しました。 卑弥呼さんは怪我を負っていたのだろうか、ちょうど治療を終えたところでした。すぐに援護の話をして、私は再び飛びました。 結果からすると、副長とミラは絶体絶命の状況でしたが、私がヒーローのように救ったんです。 そして、現在。 私は三国志の一人、劉備と対峙する。
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