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直後、巨大な剣に触れた天使のカーテンは、呆気なく切り裂かれ刀身が私の目の前に迫り来る。
天使のカーテンに触れて切り裂いたことにより、本当に僅かだが私の体に刀身がたどり着くまでの時間が遅れる。
つまり回避する時間が生まれました。
私は慌てて体勢を低くし横に転がり、大剣から逃れた。
間一髪。ぎりぎりのところで避けましたが、目の前では巨大な刀が地を割ります。
その破壊力は隕石でも衝突したかのように、地を抉りとった。
私は死神の翼を羽ばたかせて、劉備から距離をとる。
攻撃力とスピードは凄まじい物を感じますね。そして、あの剣は能力で生み出したものではありません。
私も劉備も警報が鳴らないのは、一度アラートが出てから戦いっぱなしのせいか。
てっきり警報が出るもんだと思って油断していました。
劉備から距離をとった私は、滞空しながらミラの方に視線を向けた。
劉備が地を抉った攻撃により、ミラも孫権もその場から動いています。
そろそろか。さっきの戦闘で放った、デスマシンガンの効力が発揮されるはず。
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