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「おばあちゃん、みずがしだって」
けいたの声が聞こえたのか、
家の引き戸が
がらがらと開いた。
「まあま、
あさからおおきなこえで」
おばあちゃんは、ちいさなめを
もっとちいさくして、
けいたにほほえんだ。
「おはあちゃん、
この鳥、
みずがしたべたい
っていうんだ。」
おばあちゃんは、
けいたのランドセルに乗った
おおきな鳥に
内心びっくりした。
でも、あわてたところは
けいたには
見せなかった。
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