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は~い。読者の皆さ~ん。
皆で心を1つに、同情をするお時間ですよォ~♪
はぁ。俺の人生も、こんな訳のわからんサイコ女(超可愛い)の為に儚く終わるのか…
マジでしょーもない人生だったな。
はぁ~。俺はまだ18(本当は25)歳だぜ?
これから、全世界の様々な可愛い子ちゃん達と"あんなこと♪"や"こんなこと♪"をしながら、毎日を欲にまみれた最高にイカした人生を送ろうと思っていたのになぁ~。
… … … …
… … … …
… … …
『拝啓 ご両親様 』
お父さん、お母さん。
先立つ不幸をお許し下さい。
退っ引きならない理不尽な諸事情により、どうやら僕はこの世を去らなければならなくなる様です。
どうか、実家の立て替えなどの際。
僕の部屋の屋根裏部屋にある、エ○DVD・エ○本・エ○グッズ等は見てみぬ振りをし、そっと何事も無かった様に棄てて挙げてください。
注:パソコンの"コレクション♪"アイコンに関しては、お母さんには恐らく刺激が強すぎるので、もしも拝見する際には、お父さんにお願いして下さい。
さて。最後になりますが、僕はあの世で子供の頃からの夢!
僕だけの卑猥な"ハーレム"を作ります!
では、またいつか"あちら"で逢いましょう!!
敬具
「 おい、妄想は終わったか? 」
「 ひゃうッ! あッ、あのッ、すいませんッス!ちょっと心の準備をしてました!」
「 ほう。に、しては何やら善からぬ、だらしのない顔をしていたが?」
( ハハハハハハ… 卑猥なコレクションを思い出してたからね?つい。)
「 いや、僕の愛するモノ達の事を色々と思い出していまして… ハハハ。」
「 …… 」
( …え? )
どうしたんだろう? 今度は無言のままジーッと見つめて来る雅ちゃん。
( …ヤダ。まさか恋?)
思わず両手で頬を押さえる。
… て、んな訳ないか?
「 どうしたんスか? 雅ちゃん?」
取り敢えず。そもそも様子はおかしいのだが、また違った感じでおかしかったので、しれっと雅ちゃんに聞いてみる。
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