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夏の休暇前にはアイスボールやガラス器等を店に渡せるようになった。
他にしなければいけないことを確認してから、フェンリルと共にルシフェルの造った神殿?に転移した。
《マリー、久し振りですね。
逢いたかった!》
《マリー 元気でしたか?
誰かの結婚式に逢って以来ですね。》
《ルーちゃん ジンちゃん、お久しぶりです。
お祖母様とお祖父様が鬼籍にお入りになられました。》
《えっ 今は何処に住んでいるのですか?》
《私の屋敷で御座いますよ。》
《たまには顔出せよ、此方は時間の進みが遅いから来にくいんだぞ。》
《済みません。》
《いいんですよ、ルウちゃん達もお忙しいのですから。》
ルシフェルとジン達は何かの仕事着が忙しそうなので、フェンリルと一緒に周りを散歩していたが、そこそこの広さはあるのだがもやぁとした行き止まりになっている。
《ふうちゃん どうなっているのでしょうか?》
《神界ってのはな各々が空間を創るんだ、この空間はルーのなんだ。》
《では、ゼロ様の空間も御座いますの?》
《ああ そうだ。
いってみるか?》
《いえ、安らぎの花園に行きとう御座います。》
《行くか?》
《はい、どうしたら良いのでしょうか?》
《転移だな。》
フェンリル達は安らぎの花園に転移した、
《懐かしいですね、遠い昔のような ついこの間のような不思議な感じがします。
》
《そうだな、あれ以来か。》
ベンチに座ると懐かしさがこみ上げてくる。
《ふうちゃん ガンバの樹が懐かしんで下さっています。》
《そうか ずっとマリーのベッドだったからな、確かに懐かしいだろうな。》
《此処は相変わらず綺麗で落ち着けますね、やはり好きなところです。》
暫くの間マリオンはベンチに座り、フェンリルは傍で寝そべっていた。
《マリー 久し振りですね。》
《あっ ゼロ様 お久しぶりで御座います。
先におことわりせずに申し訳御座いませんでした。》
《ゼロ様、暫くの間ルーの処に居るんだが久し振りの神界だからなとりあえず此処に来たんだ。》
《そうでしたか、マリー よく頑張りましたね。
祖父母を送り出したそうですね。》
《はい ですがもう少し御世話をさせて頂きとう御座いました。》
《ハーデスが言いますには凄く浄化された魂だったそうですよ、早く輪廻の輪に入れそうだと聞きました。》
《浄化ですか?》
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