自立

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ゼロが帰った後も、安らぎの花園には様々な神がやってきてはマリオンと話していく。 《お前ら、いい加減にしろ! マリーは当分ルーの処に居るんだそんなに慌てんな。》 《フェンリル 本当ですか?》 《嘘ついてどうするんだ? とりあえずゼロ様の処には行くけどな、その後はまだ決まってねえぞ。 只 此方に来たのは、マリーを休ませようと思ったからだからな。》 《ああ そうでしたね、マリーは大変でしたね。 そういうことでしたか、マリー お疲れさま よく頑張りましたね。》 《フェンリル、今どこに居ますか? 今日の仕事は終わりましたよ。》 《ルーか、安らぎの花園だ、すぐ戻るぞ。》 《ふうちゃん?》 《どうしたマリー。》 《いえ 何か御座いましたか?》 《ルー達の仕事が落ち着いたらしいから戻るぞ。》 《はい わかりました。 皆様 ルウちゃんの処に戻りますので失礼致します。》 そういうとフェンリルとマリオンはルシフェル達の元に戻った。 《ルウちゃん ジンちゃん、只今帰りました。》 《お帰りなさい マリー、どちらに行ってました?》 《ジン マリーは此処と安らぎの花園しか知らねえだろ?》 《済みません、そうでしたね。 マリー フェンリル、ゼロ様の処に一度行きましょうか?》 《ジンと話したのですが暫く此方に居ますから挨拶に行った方がいいかと思いまして。》 《はい ゼロ様から御誘い頂きまして御伺いすることになっております。》 《そういう事だ、最初に来たぞ。》 《では参りましょうか、連絡しますね。》 マリオン達はゼロの神殿前に転移した 《大きいですね!お城よりも大きいです。》 《当たり前だ、ゼロ様の神殿だからな。》 《マリオン様、いらっしゃいませ。 ゼロ様がお待ちで御座います、此方へお越し下さい。》 神殿の中から天使が出て来て声をかけた。 敷地内にはまだ入っていなかった一行が足を踏み入れた瞬間、神殿入り口に移動した。 案内の天使の後を着いて行くと 、フェンリルやジンもそのまま余裕で通れる扉があった。 静かに開く扉のさきにはミスリルの椅子に座ったゼロが居た。
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