第8話

10/38
前へ
/38ページ
次へ
   昨夜遅かったのは当然あたしもだから、真田が寝てるかも知れないと思った瞬間、まぶたが重くなってきた。  ふぁ……とあくびをして、さっき泣きそうになったせいでちくちくする目をしばたたかせる。  枕に顔を埋めながら、真田から電話かかってこないかな、なんて思った。  そうしているうちに眠気が襲い掛かってきて、あたしは携帯を握ったまま眠りに落ちていった。 .
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

538人が本棚に入れています
本棚に追加