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コノハside
私は教室から出ていく後ろ姿を目でおっていた。
何だか…体が熱いよぅ。
「コノハ!!」
そんなことを思っていたら、後ろから呼ばれた。
声の主は分かっている。
でも、反応するのが酷く億劫で無視していたら、ウズメ君は私の肩を掴み無理矢理振り向かせた。
私は、この人のこういう無理矢理なところとか、見栄をはったり、意地悪な性格が苦手だ。
だけど、何故か彼はことあるごとに私に話しかけてくる。
……彼女いるのに。
彼女さんは、驚いた顔をしてウズメ君を見たと思えば、私を睨んできた。
なんで私なんだろう。
逆恨みってやつだよね。面倒臭いなぁ。
それって周りを巻き込む最悪なキレ方なのに…。
それにウズメ君も彼女さんの気持ちをもっと考えてあげなきゃ。
いつか友達いなくなっちゃうよ?
私には関係無いんだけど。
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