第1話

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ウズメside 「ほら、早く舐めろよ!!」 そういって俺は目の前にいる奴の頬に靴の先を押し付ける。 するとソイツは、黙って膝まずいたまま靴をくわえた。 「うわっ、きたねぇ!!」 「キモい~!!」 「ホンットくずい!!」 クラスメート達は、止めるどころか笑いながら俺と一緒になって目の前にいる奴を蹴ったり殴っている。 こいつの名前は、スセリ=レイス。 暗くて気持ち悪い野郎だ。 俺は、ウズメ=アメノ。 この一年D組のルーム長をしている。 俺は、皆から好かれていて、信頼も厚い。 そしてもうひとつ…
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