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第2話
喜多嶋社長のマンション。
僕に与えられた部屋で、いきなり肌を直接、喜多嶋社長から触られている。
岡野「くすぐったいです」
胸のあたりを触られたのが、かなり恥ずかしくて、ぷいっと横を向いた。
岡野(きっと、じゅっと焦げる音が聞こえそうなほど、僕は真っ赤になってるよ)
おかげで、喜多嶋社長の手が胸元から離れた。
喜多嶋「かまいたくなる顔をしているお前が悪い」
そう言うと喜多嶋社長は、僕の髪の毛をくしゃくしゃっとまわすように撫でる。
喜多嶋「ほら、起きたんなら、お前も風呂に入れよ」
岡野「はい。じゃあ……」
こうやって、僕は喜多嶋社長の部屋に同居しつつ、社長秘書として勤め始めることになった。
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