番外編・勇気の無い獅子と桜髪の魔法使い

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首を傾げるドロシーの側までレリオは帰ってきた。 ここでカーシー達と何を話していたか暴露しても良かったのだが、どんな被害がとんでくるか分かったものではないのでレリオは口を閉じた。 しかし、あんな話をされた直後である。自然と視線はそっちに向く。 「レリオくん、何か視線がスケベだぞ?」 ニマニマ笑いながらからかう為か、ドロシーは前屈みになる。 そこで改めてレリオは思った。デカい。デカいが、特に何も感じない。 まだ六歳。女体に興味がある歳でもない。精々、こんな重そうな物をぶら下げてよくあんな軽快に動けるなと思うくらいだった。 結論。巨乳だからと言ってドロシーが魅力的に映るわけではない。 可愛い顔だとは思うし、綺麗な外見だとも思う。しかし、それはレリオの琴線には触れない。 しかし、こんな歳のレリオにもドロシーのある部分は素晴らしいと思っている。 それは、『サーバット』で鍛えられた引き締まっている『脚』だった。
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