銃王姫と二丁拳銃

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「つまり話を纏めるとだ。テスターの話があり得るのはリースちゃんが単体では全く意味のない銃の『魔具』を作ってて、それに偶然通りかかったじーさんが銃の才能もないリースちゃんに目を止め、リースちゃんが魔法をかけた場合だけってことだ」 「有り得んな」 「だろ?」 ウェインがため息をつく。 「ニーナ。お前は昔から流されやすい。勘違いも多い。もっとよく考えろ、アホ」 「うっ……」 ニーナ、ぐぅの音も出ず。 「そもそもリースちゃんの銃の実力を確認すれば全部分かる話じゃねぇか、アホ」 「それともかの『銃王姫』様が理想が壊されるのが嫌で腰が引けたのか?これはネタになるアホの所業だ」 「アホアホ言うなー!」 ニーナの声に活力が戻った。ウェインはニーナの頭をチョップする。 「今日のシャールちゃんとのデートをどうしてくれるんだ。せっかく合体までこぎつけそうだったのに」 「ニーナ。身体で払ったらどうだ?」 「なっ……」 「いや、処女はめんどいんで勘弁」 「死ね!二人とも脳天に鉛玉ぶちこんでやる!」
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