反抗軍への帰還

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「ふざけた真似をしてくれる……!」 「将軍!誰かから連絡が!」 「繋げ!」 部下が通信機の声を辺りに聞こえるようにする。 『あー、あー、聞こえてますか?こちらイセン。イセンです』 「パルト・ボレオン将軍である。誰だ貴様は」 声はまだ未熟な少女の声。その声に若干気を抜かれた。が、 「あ、パルト将軍。どうでした?わたしの考えたあれ。気に入って頂けましたか?」 「……趣味の悪いオブジェだ」 「そうですか……本物は綺麗になるといいですね」 無垢な声。それだけに余計にパルトの神経を逆撫でした。 「あ、申し遅れました。わたしはイリカ・サンダーバードと言う者です」 「そうか。ではサンダーバード。先程行ったことが罪に当たることをお前は分かっているな?」 「不敬罪ですか?」 「そうだ。分かっているなら話は早い。今すぐここに出向いて首を差し出せ」 「行くわけないでしょう。もしかしてわたしより馬鹿なんですか?」
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